問01 |
陸上交通と比較した水上交通の特性について述べた次の文のうち、適当なものはどれか。 |
(1) |
陸上の道路のような移動範囲を制限するものが無いので、水上ではあらゆる水域を自由に航行することができる。 |
(2) |
水上交通は左側通行が原則で、これは万国共通である。 |
(3) |
すべての水域で、速度制限が無いので、周囲に他の船舶がいないときは高速で航行することができる。 |
(4) |
水上では風潮流の影響を受けるため、同じ位置に留まったり直進することが陸上ほど簡単ではない。 |
|
問01 |
陸上交通と比較した水上交通の特性について述べた次の文のうち、適当なものはどれか。 |
(1) |
すべての水域で、速度制限が無いので、周囲に他の船舶がいないときは高速で航行することができる。 |
(2) |
水上交通は右側通行が原則で、これは万国共通である。 |
(3) |
陸上の道路のような移動範囲を制限するものが無いので、水上ではあらゆる水域を自由に航行することができる。 |
(4) |
陸上のガソリンスタンドのような施設が各所に設置されているので、海上で燃料が不足したときは、すぐに補給することができる。 |
|
問02 |
小型船舶の船長が、大型船舶について知っておかなければならない事項として適当でないものは、次のうちどれか。 |
(1) |
ブリッジからの視認性が良いため、周囲の小型船舶の動静を把握しやすい。 |
(2) |
舵効きが悪いため、舵を切ってから変針するまでに時間が掛かる。 |
(3) |
緊急にエンジンを停止しても、すぐには停船できない。 |
(4) |
狭い水道等を航行するときは、他船の針路を避けられない場合がある。 |
|
問02 |
小型船舶の船長が、漁船について知っておかなければならない事項として適当なものは、次のうちどれか。 |
(1) |
漁船は必ず複数で操業するので、単独でいる場合は近付いても漁具等に絡む危険はない。 |
(2) |
漁船は操縦性能が良いので、漁網を曳いているときでも他船を容易に避けることができる。 |
(3) |
操業中は漁に専念しているため、見張りが手薄になることがある。 |
(4) |
漁船を見かけたら、漁具がでているか否かを確認するために、できるだけ近付く。 |
|
問02 |
小型船舶の船長が、ヨットについて知っておかなければならない事項として適当でないものは、次のうちどれか。 |
(1) |
帆走中に風を受ける舷(げん)を変える際、急に大きく針路を変えることがある。 |
(2) |
帆が死角となるため、周囲の状況を十分に把握できないことがある。 |
(3) |
帆を降ろしてエンジンのみを使用して航行することがある。 |
(4) |
帆走中は風上に向かって航行するよりも、風下に向かって航行するほうが難しい。 |
|
問03 |
右図に示す「潜水漁業」について述べた次の(A)と(B)について、それぞれの正誤を判断し、下のうちからあてはまるものを選べ。 |
(A) |
1人で操業することが多いので、操業中は船上に誰もいない場合がある。 |
(B) |
必ず潜水中を示す信号旗を掲げている。 |
(1) |
(A)は正しく、(B)は誤っている。 |
(2) |
(A)は誤っていて、(B)は正しい。 |
(3) |
(A)も(B)も正しい。 |
(4) |
(A)も(B)も誤っている。 |
|
|
問03 |
次の文は、右図に示す「定置網」の特徴を述べたものである。文の中の( )にあてはまるものを、下のうちから選べ。 |
|
「魚群の回遊する水域に比較的長期間にわたって設置される。陸岸から沖合に向かって一直線に、魚を誘導するための垣網があり、これに併せて( )が設置される場合が多いので、発見した場合は十分離れて航行する。沖合100メートル程度のものから2,000メートルを越すものまで大きさは様々である。」 |
(1) |
流し網 (2) 浮きブイ |
(3) |
釣り針 (4) たこつぼ |
|
|
問03 |
右図に示す「底引き網漁業」について述べた次の(A)と(B)について、それぞれの正誤を判断し、下のうちからあてはまるものを選べ。 |
(A) |
網は海底に着いているので、漁船の後方近くを航行することができる。 |
(B) |
図のように2隻が対になって操業している場合は、間に入らないように注意する。 |
(1) |
(A)は正しく、(B)は誤っている。 |
(2) |
(A)は誤っていて、(B)は正しい。 |
(3) |
(A)も(B)も正しい。 |
(4) |
(A)も(B)も誤っている。 |
|
|
問04 |
プレジャーボートの海難事故の発生傾向として適当なものは、次のうちどれか。 |
(1) |
海難事故の約80%が、離岸距離10海里以上の水域で発生している。 |
(2) |
事故原因の大半が、見張り不十分や機関取扱い不良などの人為的ミスである。 |
(3) |
乗船歴1年未満の初心者が船長の場合に、海難事故が多発している。 |
(4) |
プレジャーボートの海難事故は、水上オートバイの増加により減少傾向である。 |
|
問04 |
プレジャーボートの海難事故について述べた次の文の( )の中文字として適当でないものは、次のうちどれか。 |
|
「プレジャーボートの海難事故の発生原因のうち、操縦者の心得に関わることとして指摘されているものに( )が挙げられる。」 |
(1) |
酒酔い操縦 (2) 無資格操縦 (3) 免許証不携帯 (4) 救命胴衣未着用 |
|
問05 |
小型船舶の船長としての心得について述べた次の文の( )の中にあてはまるものは、下のうちどれか。 |
|
|
|
「船の最高責任者であるので、操船に関しては迅速、適確に判断し、同乗者に対しては( )を発揮しなければならない。」 |
|
|
|
(1) シーマンシップ (2) グッドマナー (3) ルール (4) リーダーシップ |
|
問05 |
小型船舶の船長の心得として適当でないものは、次のうちどれか。 |
(1) |
有資格者が複数乗り組む場合は、誰が船長なのか出航前に決めておかなければならない。 |
(2) |
船長は、常に船と同乗者の安全を守らなければならない。 |
(3) |
エンジンの点検は、整備士の資格を持った者が行わなければならない。 |
(4) |
船長は、船の最高責任者としての自覚を持って行動しなければならない。 |
|
問05 |
小型船舶の船長としての心得について述べた次の文にうち、誤っているものはどれか。 |
(1) |
船長は、船の衝突や乗揚げを起こしたときは、刑事処分を受けることとなる。 |
(2) |
船長は、事故に伴って死傷者が発生したときは、刑事処分を受けることとなる。 |
(3) |
事故を起こした船長は、民事的責任も負うことになる。 |
(4) |
同乗者が操縦中に起こした事故については、船長ではなく操縦者本人の責任となる。 |
|
問06 |
小型船舶の船長のマナーについて述べた次の(A)と(B)について、それぞれの正誤を判断し、下のうちからあてはまるものを選べ。 |
|
(A) 海水浴場に接近すると、遊泳者に危険を生じさせるおそれがある。 |
|
(B) 付近に遊泳者を発見した場合には、微速にするか、停船しなければならない。 |
(1) |
(A)は正しく、(B)は誤っている。 (2) (A)は誤っていて、(B)は正しい。 |
(3) |
(A)も(B)も正しい。 (4) (A)も(B)も誤っている。 |
|
問06 |
右図に示す国際信号旗の意味は、次のうちどれか。 |
|
ただし、白、青は信号旗の色を表す。 |
(1) |
あなたは、すぐ停船されたい。 |
(2) |
私は、危険物を荷役中又は運送中である。 |
(3) |
私は、潜水夫を降ろしている、微速で十分避けよ。 |
(4) |
私は、水先人を乗せている。 |
|
|
問07 |
航海計画を立案する場合の小型船舶の船長の心得として適当でないものは、次のうちどれか。 |
(1) |
自主的な判断をしやすいように、できる限り単独で航海するほうがよい。 |
(2) |
暗礁の多い水域からは、離れて航行するほうがよい。 |
(3) |
天候が悪くなった場合の避難場所を選んでおくほうがよい。 |
(4) |
夜間の航海は、できる限り避けたほうがよい。 |
|
問07 |
気象情報を収集する方法について述べた次の文のうち、誤っているものはどれか。 |
(1) |
テレビや新聞、ラジオ等を利用して当日の天気予報を調べる。 |
(2) |
インターネットや海上保安庁の船舶気象通報等を利用して情報を収集する。 |
(3) |
その土地の言い伝えによる気象予想をマリーナ等で確かめる。 |
(4) |
117(電話番号)に電話をして気象庁予報部の気象情報を聞く。 |
|
問08 |
小型船舶の船長が事故をおこした場合、とらなければならない措置として適当でないものは、次のうちどれか。 |
(1) |
慌てず冷静に状況を確認しなければならない。 |
(2) |
最年長の同乗者の指示に従わなければならない。 |
(3) |
通信手段の確保に努めなければならない。 |
(4) |
まず人命の救助を優先しなければならない。 |
|
問09 |
小型船舶の船長の遵守事項として適当でないものは、次のうちどれか。 (小型船舶操縦者法) |
(1) |
飲酒、薬物の影響その他の理由により、正常な操縦ができないおそれのある状態の者に小型船舶を操縦させてはならない。 |
(2) |
小型船舶に乗船する者に対し、救命胴衣を着用させるなどの船外への転落に備えた必要な措置を講じなければならない。 |
(3) |
小型船舶が港則法に基づく港を出入りする時で、操縦免許証を受有しない他の者に操縦させる場合は、自ら指示を与えなければならない。 |
(4) |
衝突その他の危険を生じさせる速力で、小型船舶を遊泳者に接近するおそれのある操縦を他の者にさせてはならない。 |
|
問09 |
次の文は、小型船舶の船長の遵守事項について述べたものである。下線部分(ア)〜(エ)のうち、適当でないものはどれか。 |
|
|
|
「小型船舶操縦士が(ア)酒酔い操縦や危険操縦などの遵守事項に違反し、一定の基準に達した場合は、(イ)戒告や罰金などの行政処分が課せられる。ただし、処分を受けることになった者には(ウ)再教育講習を受ける旨の通知があり、これを受講することにより処分が(エ)免除又は軽減される。」 |
|
|
|
(1) (ア) (2) (イ) (3) (ウ) (4) (エ) |
|
問10 |
小型船舶操縦士免許の資格区分を説明した下表のうち、適当でないものを含んでいるのはどれか。 |
|
 |
問10 |
操縦免許証について述べた次の文のうち、正しいものはどれか。 (小型船舶操縦者法) |
|
|
(1) |
写しは、原本と同等の効力を有する。(2) 操縦免許証の更新は、3年ごとに行う。 |
(3) |
有効期間は6年間である。 (4) 失効しても再交付が認められている。 |
|
問11 |
小型船舶(旅客船以外)の定期検査の有効期間は、次のうちどれか。 (船舶安全法) |
|
|
(1) |
2 年 (2) 4 年 (3) 6 年 (4) |
|
問11 |
登録を受けていない小型船舶が行う登録は、次のうちどれか。(小型船舶の登録等に関する法律) |
|
|
(1) |
新規登録 (2) 移転登録 (3) 変更登録 (4) 抹消登録 |
|
問12 |
海に捨てられたゴミによる影響について述べた次の文のうち、適当でないものはどれか。 |
(1) |
捨てられた釣り糸がプロペラシャフトに絡まり、推進器の故障につながることがある。 |
(2) |
捨てられた釣り針や釣り糸が、水鳥の足や体に絡み付き、死傷させることがある。 |
(3) |
大量の撒き餌は魚介類の良質な栄養源となり、養殖漁業に好影響を与えることがある。 |
(4) |
廃棄物によって、漁網や漁具が損傷を受けることがある。 |
|
問12 |
小型船舶の船長が不法係留や放置船について知っておかなければならない事項として、適当なものはどれか。 |
(1) |
大きな河川であれば、自由に杭を打ちつげて係留場所にすることができる。 |
(2) |
不法係留船でも、きちんと係留しておけば他の船舶の航行の邪魔にはならない。 |
(3) |
ゴミや油を不法に捨てても、付近の景観が悪くなるようなことはない。 |
(4) |
船舶の処分方法が解らない場合は、海上保安部や自治体等に問い合わせる。 |
|
問12 |
小型船舶の船長が知っておかなければならない環境保全について述べた次の(A)と(B)について、それぞれの正誤を判断し、下のうちからあてはまるものを選べ。 |
|
|
|
(A) 海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律で、油の排出が規制されている。 |
|
(B) 地方自治体の環境保護条例で、船舶の通航を規制している水域がある。 |
|
|
(1) |
(A)は正しく、(B)は誤っている。 (2) (A)は誤っていて、(B)は正しい。 |
(3) |
(A)も(B)も正しい。 (4) (A)も(B)も誤っている。 |
|
問13 |
航行中の2隻の動力船が真向かいに行き会い衝突するおそれがあるとき、両船が互いにとらなければならない航法として正しいものは、次のうちどれか。 (海上衝突予防法) |
|
|
(1) |
針路、速力を保持する。 (2) 針路を左に転じる。 |
(3) |
針路を右に転じる。 (4) 速力を減じる。 |
|
問14 |
「追越し船の航法」について述べた次の文のうち、誤っているものはどれか。(海上衝突予防法) |
(1) |
他の船舶を追い越す船舶は、追い越される船舶の進路を十分に避けて航行する。 |
(2) |
他の船舶に追い越される船舶は、そのときの針路と速力を保って航行する。 |
(3) |
夜間、他の船舶の舷(げん)灯を見ることができる位置にある場合は、追越し船と判断する。 |
(4) |
自船が追越し船であるかどうか確かめられないときは、追越し船と判断する。 |
|
問15 |
下図は、航行中の2隻の動力船が互いに進路を横切り衝突するおそれがあるとき、衝突を避けるための避航船Aの動作の具体例を示したものである。A船がやむを得ない場合以外、行ってはならない避航動作は、図(1)〜(4)のうちどれか。 |
|
 |
問16 |
「避航船の航法」について述べた次の文のうち、正しいものはどれか。 (海上衝突予防法) |
(1) |
衝突するおそれがあると判断したときの針路と速力を保って航行する。 |
(2) |
できる限り、早めに、明確な動作をとって、他の船舶の進路を避ける。 |
(3) |
直ちに急速に短音5回以上の汽笛信号を行う。 |
(4) |
他の船舶の操船信号を確認するまで、長音1回の信号を行う。 |
|
問17 |
下表は、「各種船舶間の航法」の一部をまとめたものである。表中(1)〜(4)のうち、誤っているものはどの欄か。 (海上衝突予防法) |
避航船 |
保持船 |
(1) |
漁ろうに従事している船舶 |
(2) |
帆 船 |
(3) |
運転不自由船 |
(4) |
帆 船 |
|
問18 |
「見張り」について述べた次の文のうち、正しいものはどれか。 (海上衝突予防法) |
(1) |
船首方向の船舶に注意力を集中する。 |
(2) |
双眼鏡は、視界がせばめられるので使用しない。 |
(3) |
夜間は、レーダーによる見張りに専念する。 |
(4) |
航行中、錨(びょう)泊中の別なく周到に行う。 |
|
問19 |
右図に示すように、狭い水道等の湾(わん)曲部に接近する船舶が行った次の動作のうち、誤っているものはどれか。(海上衝突予防法) |
(1) |
速力を落とした。 |
(2) |
耳をすました。 |
(3) |
長音1回の汽笛信号を吹鳴した。 |
(4) |
左岸側へ寄って航行した。 |
|
|
問19 |
動力船が濃霧中を航行するときの措置として、誤っているものは、次のうちどれか。 |
|
(海上衝突予防法) |
(1) |
見張りを厳重にする。 (2) 短音1回の汽笛信号を繰り返し行う。 |
(3) |
法定灯火を表示する。 (4) 機関を直ちに操作できるようにする。 |
|
問21 |
錨(びょう)泊灯及びマスト灯の表示について述べた次の文のうち、錨泊灯のみにあてはまるものはどれか。 (海上衝突予防法) |
(1) |
視界制限状態においては、日出から日没までの間も表示しなければならない。 |
(2) |
射光範囲は、船舶の全周にわたらなければならない。 |
(3) |
長さ50メートル以上の船舶は、前部及び後部に各1個を表示しなければならない。 |
(4) |
2個表示する場合は、前部の灯火は後部の灯火よりも低い位置に表示しなければならない。 |
|
問21 |
昼間、漁ろうに従事している船舶が表示しなければならない形象物は、次のうちどれか。 |
|
 |
問22 |
互いに他の船舶の視野の内にある2隻の船舶が互いに接近して衝突のおそれがあるとき、他の船舶の意図を理解することができないときは、どのような信号を行わなければならないか。次のうちから正しいものを選べ。 (海上衝突予防法) |
(1) |
急速に短音5回以上の汽笛信号 |
(2) |
長音3回の汽笛信号 |
(3) |
長音1回、短音2回の汽笛信号 |
(4) |
順次に長音1回、短音1回、長音1回及び短音1回の汽笛信号 |
|
問23 |
右図に示すように、港内を航行中の2隻の船舶が航路内で行き会うときの航法として正しいものは、次のうちどれか。(港則法) |
(1) |
Aは針路を左転して、航路の左側を航行する。 |
(2) |
Bは針路を右転して、航路の右側を航行する。 |
(3) |
A、Bともに針路を右転して、他船の進路を避ける。 |
(4) |
A、Bともに針路を左転して、他船の進路を避ける。 |
|
|
問24 |
雑種船の航法について述べた次の(A)と(B)について、それぞれの正誤を判断し、下のうちからあてはまるものを選べ。(港則法) |
|
|
|
(A) 雑種船は、特定港に出入りする場合や通過する場合は、航路を航行しなければならない。 |
|
(B) 雑種船は、港内では、雑種船以外の船舶の進路を避けなければならない。 |
|
|
(1) |
(A)は正しく、(B)は誤っている。 (2) (A)は誤っていて、(B)は正しい。 |
(3) |
(A)も(B)も正しい。 (4) (A)も(B)も誤っている。 |
|
問25 |
右の概略の日本地図に示した海域A〜Dのうち、海上交通安全法が適用されない海域はどれか。 (海上交通安全法) |
(1) |
A |
(2) |
B |
(3) |
C |
(4) |
D |
|
|
問25 |
昼間、紅白の吹流しを掲げて航行している船舶は、夜間、海上衝突予防法に規定されている灯火のほか、どのような灯火を掲げなければならないか。次のうちから選べ。 (海上交通安全法) |
(1) |
一定の間隔で毎分180回以上200回以下の閃(せん)光を発する紅色の全周灯1個 |
(2) |
一定の間隔で毎分120回以上140回以下の閃光を発する緑色の全周灯1個 |
(3) |
一定の間隔で毎分120回以上140回以下の閃光を発する紅色の全周灯1個 |
(4) |
垂直線上に連掲した緑色の全周灯2個 |
|
問26 |
河川通航標識のうち「船舶通航禁止」を表す標識は、次のうちどれか。 |
|
(河川通航標識等設置準則) |
|
 |
問26 |
河川通航標識のうち「水上オートバイ禁止」を表す標識は、次のうちどれか。 |
|
(河川通航標識等設置準則) |
|
 |
問27 |
ガソリンエンジン(船内外機)の始動方法について述べた次の文のうち、正しいものはどれか。 |
(1) |
リモコンレバーを前進の位置にして、スタータースイッチを入れる。 |
(2) |
リモコンレバーを後進の位置にして、スタータースイッチを入れる。 |
(3) |
エンジン始動後も、しばらくの間、スターターモーターを回転させる。 |
(4) |
リモコンレバーを中立の位置にして、スタータースイッチを入れる。 |
|
問27 |
静水中に停止している排水型の一軸右回り船が、舵(かじ)を中央として、エンジンを後進にかけた場合、一般に、船はどのように運動するか。次のうちから最も適当なものを選べ。ただし、風潮流の影響はないものとする。 |
|
 |
問28 |
小型船舶が出入港する場合に注意しなければならない事項として適当でないものは、次のうちどれか。 |
(1) |
あらかじめ、港や水路の状況を調べておく。 |
(2) |
浅瀬があると思われる所は、高速で通過する。 |
(3) |
波浪の大きい港口は、沖合から状況を確かめる。 |
(4) |
夜間の出入港は避けるようにする。 |
|
問28 |
右図のような船舶がびょう泊する場合、アンカーロープは図中(ア)〜(エ)のうち、どこにとったらよいか。 |
|
(1) (ア) (2) (イ) |
|
(3) (ウ) (4) (エ) |
|
|
問29 |
右図に示す小型船舶のトリムの状態を表す用語として正しいものは、次のうちどれか。 |
|
(1) 船首トリム (2) 船尾トリム |
|
(3) イーブンキール (4) トップヘビー |
|
|
問30 |
狭視界航行中の注意事項について述べた次の(A)と(B)について、それぞれの正誤を判断し、下のうちからあてはまるものを選べ。 |
|
(A) 霧中信号や他船の音響信号などを聞き漏らすと、乗揚げや衝突のおそれを生じることがあるので、船内はできるだけ静かにしていなければならない。 |
|
(B) 信号音は、地形や大気の状態などによってその音の大きさが変動するので、信号音の強弱のみによって距離を推測してはならない。 |
|
|
(1) |
(A)は正しく、(B)は誤っている。 (2) (A)は誤っていて、(B)は正しい。 |
(3) |
(A)も(B)も正しい。 (4) (A)も(B)も誤っている。 |
|
問30 |
河口付近を航行する場合の注意事項について述べた次の(A)と(B)について、それぞれの正誤を判断し、次のうちどれか。 |
|
(A) 大波が三つ四つ続いた後はやや低い波の状態がくるので、沖合でその周囲をよく観察し、小さい波の間に通過するように操船する。 |
|
(B) 入港するときに波を真後ろから受けると、船尾から波の打ち込みに遭いやすいので、若干角度を付けた針路で進入するように操船する。 |
|
|
(1) |
(A)は正しく、(B)は誤っている。 (2) (A)は誤っていて、(B)は正しい。 |
(3) |
(A)も(B)も正しい。 (4) (A)も(B)も誤っている。 |
|
問31 |
小型船舶で水上スキーやウェイクボードを曳く場合の注意事項として適当でないものは、次のうちどれか。 |
(1) |
事故防止のため、他の船舶や遊泳者がいる混み合った水域では、行わないようにする。 |
(2) |
湖など一定の水域では、水上スキーが条例等により規制されている場合もあるので事前に確認しておく。 |
(3) |
旋回するときに発生する遠心力は、高速より低速の方が、スキーヤー(ボーダー)が外側に振られる力が大きくなる。 |
(4) |
船舶には見張り員として、スキーヤー(ボーダー)の見張りを行う者を同乗させ、転倒の報告や合図の伝達を行わせる。 |
|
問32 |
右図に示すコンパス図について述べた次の文のうち、誤っているものはどれか。 |
(1) |
(ア)は、真方位を表す。 |
(2) |
(イ)は、磁北を表す。 |
(3) |
(ウ)は、自差を表す。 |
(4) |
(エ)は、真北を表す。 |
|
|
問32 |
船内磁気コンパスによって物標の方位を054゚に測った。その時の船首方位に対する自差3゚W、偏差5゚Wであった。当該物標の真方位は何度か。次のうちから選べ。 |
|
|
(1) |
046゚ (2) 052゚ (3) 056゚ (4) 062゚ |
|
問33 |
A地点から60海里離れたB地点間を、往航は平均速力15.0ノット、復航は平均速力10.0ノットで航走した。往復航を通しての平均速力は次のうちどれか。ただし、往復航とも風や海潮流の影響はないものとする。 |
(1) |
6.0ノット (2) 10.9ノット (3) 12.0ノット (4) 12.5ノット |
|
問33 |
コンパス針路141゚で航行中、横方向からの風や潮流の影響を受け、実際の針路は147゚で進んでいることがわかった。実際の針路を141゚で航行するためには、コンパス針路を何度とすればよいか。次のうちから選べ。 |
|
|
(1) |
135゚ (2) 141゚ (3) 147゚ (4) 153゚ |
|
問34 |
日本の浮標式によると、下図に示す灯浮標のうち、出港するとき、その灯浮標の右側に岩礁、浅瀬、沈船等の障害物があることを示すものはどれか。ただし、赤、緑、黒、白は標体の塗色を示す。 |
|
 |
問35 |
右図に示す灯質(図解)は、次のうちどれか。 |
(1) |
Oc (2) F |
(3) |
Fl (4) Al |
|
|
問36 |
海図に記載されている灯光・島・干出の高さ及び水深の基準面について示した右図のうち、誤っているものはどれか。 |
(1) |
灯光の高さ |
(2) |
島の高さ |
(3) |
干出の高さ |
(4) |
水 深 |
|
|
問36 |
小型船舶用の航海参考図誌について述べた次の(A)と(B)について、それぞれの正誤を判断し、下のうちからあてはまるものを選べ。 |
|
|
|
(A) |
|
(B) |
|
|
(1) |
(A)は正しく、(B)は誤っている。 (2) (A)は誤っていて、(B)は正しい。 |
(3) |
(A)も(B)も正しい。 (4) (A)も(B)も誤っている。 |
|
問37 |
次の海図図式のうち、「最低水面上に露出する岩」はどれか。 |
|
 |
問38 |
右図は、小型ボートの略図である。「トランサム」は、図中(ア)〜(エ)のうちどれか。 |
(1) |
(ア) |
(2) |
(イ) |
(3) |
(ウ) |
(4) |
(エ) |
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問38 |
右図に示す係船設備の名称は、次のうちどれか。 |
(1) |
クリート |
(2) |
バウアイ |
(3) |
ビット |
(4) |
フェアリーダー |
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問39 |
上架手入れについて述べた次の文のうち、適当でないものはどれか。 |
(1) |
上架後、直ちに海草、貝殻などを落として清掃する。 |
(2) |
防食亜鉛の侵食状況を調べ、必要に応じて交換する。 |
(3) |
ボットムプラグを抜いて、ビルジを排出する。 |
(4) |
船底外板を塗装する場合は、水で濡らしてから行う。 |
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問39 |
もやい結び(ボーラインノット)は、次のうちどれか。 |
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問40 |
出航前に点検しなければならない事項として適当でないものは、次のうちどれか。 |
(1) |
プロペラ付近に障害物がないこと。 (2) 船体が安定していること。 |
(3) |
ボットムプラグが開いていること。 (4) ハッチが閉鎖されていること。 |
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問41 |
エンジンの発航前点検について述べた次の(A)と(B)について、それぞれの正誤を判断し、下のうちからあてはまるものを選べ。 |
(A) |
燃料パイプの下部やパイプの接続部に触れたとき、指先に燃料が付着すれば正常である。 |
(B) |
燃料フィルターのエレメントに錆がたまっている場合は、燃料タンクを掃除しなければならない。 |
(1) |
(A)は正しく、(B)は誤っている。 (2) (A)は誤っていて、(B)は正しい。 |
(3) |
(A)も(B)も正しい。 (4) (A)も(B)も誤っている。 |
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問42 |
モーターボート用エンジンの特徴について述べた次の文のうち、適当でないものはどれか。 |
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(1) |
動揺が激しい環境で使用されている。 (2) 湿気が多い環境で使用されている。 |
(3) |
高い負荷で使用されている。 (4) 車に比べて使用頻度が多い。 |
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問42 |
エンジンの燃焼回数について述べた次の(A)と(B)について、それぞれの正誤を判断し、下のうちからあてはまるものを選べ。 |
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(A) |
2ストロークエンジンは、ピストンが2往復する間に1回燃焼が行われる。 |
(B) |
4ストロークエンジンは、ピストンが4往復する間に1回燃焼が行われる。 |
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(1) |
(A)は正しく、(B)は誤っている。 (2) (A)は誤っていて、(B)は正しい。 |
(3) |
(A)も(B)も正しい。 (4) (A)も(B)も誤っている。 |
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問42 |
ガソリンエンジンに備え付けられている、燃料ポンプの役割について述べた次の文のうち、正しいものはどれか。 |
(1) |
霧状にした燃料油と、空気の混合気を作る。 |
(2) |
エンジンにより駆動されて、一定圧力で燃料油を送る。 |
(3) |
シリンダーが吸い込む混合気の量を加減し、回転数を変える。 |
(4) |
入り込む空気量を変え、混合気の濃度を加減するものである。 |
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問43 |
火災を防止するためのエンジンルームの換気について述べた次の(A)と(B)について、それぞれの正誤を判断し、下のうちからあてはまるものを選べ。 |
(A) |
ガソリンの蒸発気と空気との混合気体は空気より重く、エンジンルーム底部に滞留しやすいので換気ブロアの吸込み口はエンジンルーム底部に設けられる。 |
(B) |
エンジンルーム換気ブロアは大気を吸入し、エンジンルームに吹き出す押込み式であり、効率的な換気が行われる。 |
(1) |
(A)は正しく、(B)は誤っている。 (2) (A)は誤っていて、(B)は正しい。 |
(3) |
(A)も(B)も正しい。 (4) (A)も(B)も誤っている。 |
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問43 |
ガソリンエンジンの暖機運転中における確認事項として適当でないものは、次のうちどれか。 |
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(1) |
チャージランプの消灯 (2) オイルパン内の油量の変化 |
(3) |
触手による冷却水の通水の有無 (4) 警報ランプの消灯 |
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問44 |
エンジンを運転する際の注意について述べた次の文の( )の中にあてはまるものは、下のうちどれか。 |
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「一般に、エンジンはメーカーの決めた連続最大出力の( )パーセント程度の出力で運転するのが最も調子がよく、安全である。」 |
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(1) |
50 (2) 65 (3) 80 (4) 95 |
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問44 |
エンジンを運転中、冷却水温計が、右図のような示度を示した。エンジンの回転数を下げた後、原因を特定するために行う事項として適当でないものは、次のうちどれか。 |
(1) |
バッテリ液の量を調べる。 |
(2) |
冷却水取入れ口の詰まりを調べる。 |
(3) |
冷却水ホースの締付け不良や損傷を調べる。 |
(4) |
循環ポンプ駆動用のVベルトの緩み、破損を調べる。 |
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問45 |
エンジンの日常点検について述べた次の文のうち、適当でないものはどれか。 |
(1) |
エンジンオイルの色が乳白色であること。 |
(2) |
運転中のエンジンに異常な振動がないか。 |
(3) |
エンジンからの排気色はよいか。 |
(4) |
燃料フィルターは詰まっていないか。 |
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問45 |
バッテリーの交換目安について述べた次の文のうち、誤っているものは、次のうちどれか。 |
(1) |
容器の側面が膨らんできたら、新品と交換するほうがよい。 |
(2) |
バッテリー液が規定量より減少していたら、新品と交換するほうがよい。 |
(3) |
過放電させた場合には、新品と交換するほうがよい。 |
(4) |
十分な充電をしても比重が変化しないときには、新品と交換するほうがよい。 |
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問46 |
地上天気図記号(日本式)「 」の表すものは、次のうちどれか。 |
(1) |
温暖前線 (2) 寒冷前線 (3) 停滞前線 (4) 閉そく前線 |
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問47 |
風速について述べた次の文の( )の中にあてはまるものは、下のうちどれか。「風速は1秒間に空気の移動する距離をメートル毎秒で表すが、風速は絶えず変化するので、通常は観測時前( )の平均風速で表されている。」 |
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(1) |
10秒間 (2) 1分間 (3) 10分間 (4) 1時間 |
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問48 |
潮流について述べた次の文のうち、誤っているものはどれか。 |
(1) |
潮汐(せき)によって生じる海水の周期的な流れを潮流という。 |
(2) |
潮流は、満潮と干潮の差の小さい所よりも大きい所の方が強い。 |
(3) |
潮流は、沖合よりも湾口や水道の方が強い。 |
(4) |
潮流の流向は、流れてくる方向で表す。 |
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問48 |
潮流の流向及び流速について述べた次の文のうち、誤っているものはどれか。 |
(1) |
海岸付近や海峡では、沖合よりも潮流が強い。 |
(2) |
狭い水道のわん曲部では、潮流はわん曲内側で強く、わん曲外側で弱い。 |
(3) |
潮流の流速は、海面あるいはそのすぐ下で最も大きい。 |
(4) |
海岸線の突出部の陰等には、反流を生じることがある。 |
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問49 |
小型船舶の操船について述べた次の文の( )の中にあてはまる最も適当なものは、下のうちどれか。 |
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「航行中、荒天に遭遇した場合、向かい波のときは風浪を( )方向から受けるようにし、速力は舵(かじ)の効く程度に調整する。」 |
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(1) |
正船首 (2) 正 横 (3) 正船尾 (4) 船首より約30° |
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問49 |
荒天時に航行する場合の注意事項を述べた次の文の( )の中に当てはまるものは、次のうちどれか。 |
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「上流からの流れと、潮汐の流れがぶつかり合う場所では、波高が異常に高くなる( )が発生することがあるので注意を要する。」 |
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(1) |
高 潮 (2) 潮 流 (3) 土用波 (4) 三角波 |
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問50 |
航行中の小型船舶が、事故防止のため注意しなければならない事項として適当でないものは、次のうちどれか。 |
(1) |
浅瀬などのある水域では、速力を落として航行すること。 |
(2) |
緊急回避の場合を除いては、大角度で一気に回頭しないこと。 |
(3) |
航行中は、前方の目標に注意を集中して操船すること。 |
(4) |
潮目付近には、浮流物やゴミが多いので慎重に操船すること。 |
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問50 |
小型船舶の事故発生時の処置として適当でないものは、次のうちどれか。 |
(1) |
浅瀬に乗り揚げたときは、直ちに機関を後進にかける。 |
(2) |
他船と衝突したときは、人命救助を優先して行う。 |
(3) |
他船と衝突したときは、両船を直ちに引き離してはいけない。 |
(4) |
航行中、火災が発生したときは、火元が風下になるように操船し、消火に努める。 |
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問50 |
沿岸航行中、外板に破口を生じた場合の処置として適当でないものは、次のうちどれか。 |
(1) |
破口が大きい場合は、船体内側から防水マットを当てて、排水作業に当たる。 |
(2) |
機関室への浸水は、機関の使用を不可能にするおそれがあるので、全力を挙げて防水作業に当たる。 |
(3) |
破口が水面に近い場合は、破口を風下側にし、船体を破口と反対げんに傾斜させて処置に当たる。 |
(4) |
浸水が多く沈没のおそれがある場合は、波浪が小さく、勾(こう)配の緩やかな砂地を選んで乗り揚げる。 |
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問50 |
落水者を救助した場合の応急処置として適当でないものは、次のうちどれか。 |
(1) |
呼吸をしていないときには、気道を確保し、直ちに人工呼吸を行う。 |
(2) |
脈拍がない場合や、弱くなっているときには、心臓マッサージを行う。 |
(3) |
意識が戻ったら、熱い飲み物を与え、体温を素早く上昇させる。 |
(4) |
濡れている衣服の上から水分を拭き取り、毛布などで保温に努める。 |
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問50 |
人命救助について述べた次の文の( )の中にあてはまる救命設備は、下のうちどれか。 |
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「夜間に落水事故が発生した場合は、直ちに自己点火灯を連結した( )を落水者の方向に投げ入れ、救助作業を行う。」 |
(1) |
救命胴衣 (2) 自己発煙信号 (3) 信号紅炎 (4) 救命浮環 |
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